サイン。
大人になればなるほど、予定外、予想外の出来事に遭遇する。
若かりし日の自分が思い描いた順番や内容など、お構いなし。
良くも悪くも予定は予定でしかなく、想像も想像でしかない。
もし予定通りの人生を歩めるのなら、
私は今頃反抗期に入った思春期全開の我が子に頭を悩ませているはずだもの。
「あの子も難しい年頃だから・・・」
って、旦那とため息ついてるはずだもの。
先日ね、離婚届の証人欄にサインをしました。
婚姻届も見たことないのに。
あ、あれっ?離婚届さんが先に来ちゃいました?
まさかお会いできるなんて、夢にも思っていませんでしたよ。
へぇぇぇ~、あなたが離婚届さんですか~。いやぁ、光栄だなぁ。
え?婚姻届さんはって?いえね、随分前から準備万端で待っているんですけどね、
渋滞にでも巻き込まれてるのかな?まだ姿が見えなくってー。
離婚届さん、途中で婚姻届さんの事見かけませんでした?
恐らくどこかで追い抜いちゃってると思うんですよねー。おっかしいなぁ。
離婚届にサインをしながら思った。
婚姻届を見ずして、このままでは死ねん!!と。
そして、お前にサインするのは、人生最初で最後じゃ!と。
予定通りにいくと良いけど。